標高+1m

Don't be rational

2018年トーキョー

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注: この記事では、東京に住んでいる人を批判するつもりはありません。

半年ぶりに東京に行ってきた。みんな黒っぽいコート着てた。

超大雑把に言うと、

みんなと同じように考えて暮らしていれば、お金に困らなくて、ビッグデータ機械学習によってパーソナライズされた広告の中から、服でも美容でも好きなもの買えるし、世間と合わないなと感じたらADHDの診断受けてコンサータを飲めば適合できる。っていう社会だった。

スマートスピーカー見たけど、あれが「OK Google」に反応できるってことは、家庭の音をずっと撮ってて、音声認識のためにサーバに照会しに行ってて、音を文字越ししてビッグデータにして、それをAIに食わせて広告出したりできるわけじゃんか!ほんとにどこまでやってるのか知らんけど、これが無規制ってやばいよ。

わかりやすい論文というか書評: ci.nii.ac.jp

ニトリのペッパーはいつセネパルハイバンがおかしくなるかわからないようなセリフをしゃべってた。 www.youtube.com

大阪の方まで戻ってくると安心する。東京怖かった。

本は良いのあった。

ナチュラルインターネットに接続する

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修行のつもりでいろんな声に耳を澄ましてたら、その日に起きた色んなちょっとしたこと(人との会話とか、気象とか、自分の身体感覚の遷移とか)がそれぞれすごい量の付随情報を持ってることに気付いてきてて、その中には偽の情報もあって、画面見てないのにインターネットに繋がってるような気分になることが増えてきた。昔の人はこのネットワークに接続しとったんやな。

実物のインターネットの方はもうやばくて、ちょっと前まであったパソコンの世界のモラルみたいなのが全部どっかにいっちゃった。何かをしたいと思ったらまず利用規約とプライバシーポリシーに同意させられて、どこもかしこもターゲティング広告だらけで、すぐクレジットカード登録させようとしてきて、スマートスピーカーウェブカムもなに撮ってるかわかんないし、なんでもかんでも位置情報取ろうとするし、やることなすこと全部データにされて売り物にされて、昔だったらみんな怒って叩いて何とかなってたものがスマホの普及でluserが増えてもうユーザを屁とも思ってない会社が増えた。*1

こうやってみんなマトリックスにハメ込まれていくんだ。

人と技術の関係はすでに逆転してて、色んな大物がAIが危険だって言ってるのはこの流れのままシンギュラリティを迎えたらやばいってことだと思う。

企業がユーザを食い物にする社会から、人々の手に技術が戻って、自然、化学、文化の繁栄に役立てられる社会に変えていく必要がある。

やっと自分の敵が見えてきた。

May the force be with us.

*1:ほんとにやばいのは一部で、他にはちゃんとしてるところも多いけど、今の機械学習とかIoTの流れが向かおうとしてるのはこういう所

今晩から12日まで、徳島LED・デジタルアートフェスティバルにデジタル襖からくり出ます

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直前の告知ですみません!2月9日夜(今晩)から、2月12日夜まで、毎晩徳島県庁近く、アクアチッタの隣に出没します。 18日まで延長の可能性あり。

屋外です。今回は防炎シートで11×3.6mの超横長スクリーンを作ったので、いつもは襖8枚のところを、なんと10枚見せます!

10枚×60組の計600枚の襖絵が、通行人の動きに合わせて次々に切り替わります。

先週は奈良の東大寺金鐘ホールで、阿波十郎兵衛屋敷さんの人形浄瑠璃と大仏連さんの阿波踊りと一緒に、出演させていただきました。そのとき流した映像の一部です。 www.youtube.com

これが8枚なので、左右にもう一枚ずつ追加されて更に迫力がアップしてます。

f:id:ympbyc:20180209152731j:plain この壁にスクリーンを張って映します。

寒いですが、ぜひお越しください!

デジタル襖カラクリは、阿波の襖絵に魅入られた人達が集まって作っている作品です。詳しくはこちら: mechanic.pilotz.jp

追記:

報告記事会社のブログに上げました。  mechanic.pilotz.jp

2017年の分析と2018年の勝算

2017年は、なんだか伸び悩んだような気がしてたけど、1年まるごとを見てみると、カラオケ鳥居にはじまり、七夕祭り、Maker Faireデジタル襖カラクリと、めっちゃいい瞬間がたくさんあった。

毎日地を這うような気持ちで、ずっと同じところにいるような気がしてたけど、全体としてみると、うまいこと方向転換をしていた。

ここ数年間、気流任せのグライダーのように飛んできたけど、去年から向かい風が吹きだした。今年は小さなエンジンを装備しようと思う。

去年はセットとセッティングが一致してないことが多かった。セッティングが変わってるのにセットが付いてきてない、みたいな。今年は、その一瞬に、その場にエンゲージする

あと去年は、人との交流がうまくいかなかった。これも、ちょっと借りたものを自然に褒めちゃうみたいな、自然な気遣いが身につけば、あとはグライダー状態でいけるはず。

燃料も積んだし、今年はいける。

酒を飲まない新人類について

ビールを一杯飲んで顔が赤くなる人は、飲んでも楽しくならないので酒なんか飲まなくていい。 アジア圏に多い体質で、アジアンフラッシュっていう。 大人は教えてくれないし、知らずに飲んでるアホも多い。

日本人の40%程度がこの体質。 肝臓がエタノールを分解する時に、ADH酵素が毒性を持ったアセトアルデヒドを作る。これは通常速やかにALDH2酵素代謝しやすい酢酸塩にするんだけど、僕らはALDH2酵素を作る遺伝子が変異していて、アセトアルデヒドを変換できずに毒が蓄積していく。これに対する免疫反応で血管が膨張して顔が赤くなっているのであって、酔っているわけではない。

こういう体質の人が酒を飲むと、酒が飲める体質の人の1/6の量ですぐに心拍数が上がり、目は充血し、気持ち悪くなって頭痛もしてくる。こういうサインを無視して付き合いなんかで飲みまくってると耐性ができてきて普通に飲めるようになってしまうけど、アセトアルデヒドは発ガン性があるので普通に危険。

というわけで、遺伝子レベルで酒を拒絶している新しい人類は、古い人間の言葉に耳を貸さず堂々と拒否するのが吉.

酒が飲める体質の人が酒を飲んで見る世界に、僕らが酒で到達することはできないけど、他にも道はある。

再公開 -- 2017-08-11 社会と地球と宇宙についての思ったこと

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恥ずかしくなって消しちゃってた去年の記事をWayback Machineで掘り出してきて編集して再公開するものです。

日本と世界の現状について

日本人なんていない。みんないろんな時代にいろんなところを行ったり来たりしてできている。国や人種をアイデンティティーにするのはやめたほうがいい。

つまらん人間は社会のために仕事をする。面白い人間は地球のために仕事をする。 社会のために働いている人は戦争に行く*2。地球のために働く人は戦争なんかしない。

きついだけでつまらない仕事は、社会のため、人のためというコンセプトにすがらないとやってられない人を作る。 楽しい仕事は自分で作るしかない。やりたい仕事しかやらないようにしていたらだんだん見えてきた。

本題. 宇宙API

世界は実は一人一人の体の中にあって、社会は集団幻覚だ。 世界観というのが世界そのもので、宇宙APIの使い方がわかれば自由に作り変えることができる。

という仮説を元に、地球を、宇宙をひっくり返す思考実験をしている。位相幾何学的に考えると、球の外側に空間が広がる宇宙は、ひっくり返して球の内側に全てを閉じ込めても同相だ。内側と外側に区別をつける必要はなくて、だから境界がないはずの宇宙が複数存在するマルチバースをイメージするときは、球が無数にある映像を考えてよい。ということはまあ重力は働くんだろうな。など。

球のひっくり返しかた: Turning a Sphere Inside-out (1994) - YouTube

それがMaker Faireで配った冒頭の絵の意味。知っていると思っていること全てに別れを告げて、宇宙を作り直そうというメッセージを込めている。

あと今面白いのはQuantum Gravity Researchがやっていることで、宇宙はE8っていう8次元の結晶(4_21 polytopeの格子)を4次元に投影した準結晶だということを言っている。 元はLAでサーフィンをしながら物理学を研究しているA. Garrett Lisi(ギャレット・リージ)が発表したE8 Theory*1で、僕は3年前にE8 Tシャツを取り寄せてよく着ているので、みんな気づかないうちに見ている。Maker Faireにも2日目に着て行った。これが今面白いことになっている。

Quantum Gravity Researchのこの動画は一見の価値あり。うおおおおこれじゃん!!ってなります。 www.youtube.com

8次元とかいわれてもわからんて人は過去記事のこれをやってみるといいです。 ympbyc.hatenablog.com

あとはこれ。Athene’s Theory of Everything 背景はよく知らないんだけど、AIやる人は見とくといいと思う。ちょっと前に出てたけど、最近また見てカチッときた。

youtu.be

以上。

*1:正しいタイトルは An Exceptionally Simple Theory of Everything