ナチュラルインターネットに接続する
修行のつもりでいろんな声に耳を澄ましてたら、その日に起きた色んなちょっとしたこと(人との会話とか、気象とか、自分の身体感覚の遷移とか)がそれぞれすごい量の付随情報を持ってることに気付いてきてて、その中には偽の情報もあって、画面見てないのにインターネットに繋がってるような気分になることが増えてきた。昔の人はこのネットワークに接続しとったんやな。
実物のインターネットの方はもうやばくて、ちょっと前まであったパソコンの世界のモラルみたいなのが全部どっかにいっちゃった。何かをしたいと思ったらまず利用規約とプライバシーポリシーに同意させられて、どこもかしこもターゲティング広告だらけで、すぐクレジットカード登録させようとしてきて、スマートスピーカーもウェブカムもなに撮ってるかわかんないし、なんでもかんでも位置情報取ろうとするし、やることなすこと全部データにされて売り物にされて、昔だったらみんな怒って叩いて何とかなってたものがスマホの普及でluserが増えてもうユーザを屁とも思ってない会社が増えた。*1
こうやってみんなマトリックスにハメ込まれていくんだ。
人と技術の関係はすでに逆転してて、色んな大物がAIが危険だって言ってるのはこの流れのままシンギュラリティを迎えたらやばいってことだと思う。
企業がユーザを食い物にする社会から、人々の手に技術が戻って、自然、化学、文化の繁栄に役立てられる社会に変えていく必要がある。
やっと自分の敵が見えてきた。
May the force be with us.