標高+1m

Don't be rational

今晩から12日まで、徳島LED・デジタルアートフェスティバルにデジタル襖からくり出ます

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直前の告知ですみません!2月9日夜(今晩)から、2月12日夜まで、毎晩徳島県庁近く、アクアチッタの隣に出没します。 18日まで延長の可能性あり。

屋外です。今回は防炎シートで11×3.6mの超横長スクリーンを作ったので、いつもは襖8枚のところを、なんと10枚見せます!

10枚×60組の計600枚の襖絵が、通行人の動きに合わせて次々に切り替わります。

先週は奈良の東大寺金鐘ホールで、阿波十郎兵衛屋敷さんの人形浄瑠璃と大仏連さんの阿波踊りと一緒に、出演させていただきました。そのとき流した映像の一部です。 www.youtube.com

これが8枚なので、左右にもう一枚ずつ追加されて更に迫力がアップしてます。

f:id:ympbyc:20180209152731j:plain この壁にスクリーンを張って映します。

寒いですが、ぜひお越しください!

デジタル襖カラクリは、阿波の襖絵に魅入られた人達が集まって作っている作品です。詳しくはこちら: mechanic.pilotz.jp

2017年の分析と2018年の勝算

2017年は、なんだか伸び悩んだような気がしてたけど、1年まるごとを見てみると、カラオケ鳥居にはじまり、七夕祭り、Maker Faireデジタル襖カラクリと、めっちゃいい瞬間がたくさんあった。

毎日地を這うような気持ちで、ずっと同じところにいるような気がしてたけど、全体としてみると、うまいこと方向転換をしていた。

ここ数年間、気流任せのグライダーのように飛んできたけど、去年から向かい風が吹きだした。今年は小さなエンジンを装備しようと思う。

去年はセットとセッティングが一致してないことが多かった。セッティングが変わってるのにセットが付いてきてない、みたいな。今年は、その一瞬に、その場にエンゲージする

あと去年は、人との交流がうまくいかなかった。これも、ちょっと借りたものを自然に褒めちゃうみたいな、自然な気遣いが身につけば、あとはグライダー状態でいけるはず。

燃料も積んだし、今年はいける。

酒を飲まない新人類について

ビールを一杯飲んで顔が赤くなる人は、飲んでも楽しくならないので酒なんか飲まなくていい。 アジア圏に多い体質で、アジアンフラッシュっていう。 大人は教えてくれないし、知らずに飲んでるアホも多い。

日本人の40%程度がこの体質。 肝臓がエタノールを分解する時に、ADH酵素が毒性を持ったアセトアルデヒドを作る。これは通常速やかにALDH2酵素代謝しやすい酢酸塩にするんだけど、僕らはALDH2酵素を作る遺伝子が変異していて、アセトアルデヒドを変換できずに毒が蓄積していく。これに対する免疫反応で血管が膨張して顔が赤くなっているのであって、酔っているわけではない。

こういう体質の人が酒を飲むと、酒が飲める体質の人の1/6の量ですぐに心拍数が上がり、目は充血し、気持ち悪くなって頭痛もしてくる。こういうサインを無視して付き合いなんかで飲みまくってると耐性ができてきて普通に飲めるようになってしまうけど、アセトアルデヒドは発ガン性があるので普通に危険。

というわけで、遺伝子レベルで酒を拒絶している新しい人類は、古い人間の言葉に耳を貸さず堂々と拒否するのが吉.

酒が飲める体質の人が酒を飲んで見る世界に、僕らが酒で到達することはできないけど、他にも道はある。

明日と明後日ビッグサイトにいます

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昨日の夜行バスで東京入りして、今日は設営とかしてた。 Maker Faire Tokyo 2017 よろしく

ブートローダが書き込まれたATmega単体を内部クロックで使おうとする時に起きる問題とその対処

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Arduino UNOに乗っているATmega328pをUNOから外して、内部クロック(8MHz)を使った最小構成で動かす実験がしたくて手こずってた。

Arduino - ArduinoToBreadboard これのMinimal Circuitってやつ。

  • プログラマ用のUNOにArduinoISPを書き込む
  • 上記ページからbreadboard-1-6-x.zipを拾ってきて展開してhardwareに入れる
  • ISPの6本線を配線する
  • BoardをATmega328p on a breadboard (8MHz)に設定する
  • ProgrammerをArduino as ISPにする
  • ブートローダを焼こうとするか、スケッチをUpload Using Programmerしようとする
  • エラー Yikes! Invalid device signature 0x000000

これ結構いろんな人が困ってるみたい。問題は、クロックソースはfuseビッツで設定するもので、UNOから外してきたATmegaにはUNOのブートローダが焼きこまれたタイミングで16Mhzの外部クロックを使うように設定されているということ。水晶なしではクロックがない状態になって書き込みができない。

というわけで、ATmegaを外してきたUNO(抜け殻)から水晶を借りることにする。

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  • 抜け殻のソケットとATmegaの、9番と10番、あとGNDをそれぞれつないでやる
  • fusesを設定するために一回ATmega328p on a breadboardのブートローダを焼き込む
  • もう抜け殻は用済みなので外してOK
  • あとは普通にArduino as ISPでスケッチをアップロードすれば動く

今回はブートローダなしのAVRマイコンをそのまま使う予備実験のためにこんなまどろっこしいことしたけど、ブートローダが焼いてあるマイコンArduinoスケッチをアップロードしたいだけならこれの方が簡単: ArduinoでUSBシリアル変換してESP-WROOM-02に書き込む – Mechanic Note

焼き込み/書き込み/アップロード フィーリングで使い分けましたがFTDI使わないので全部同じ意味です。

First Lot First: 最初のロットを先に作る。

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昨日の記事の続きで、Maker Proになりたいシリーズ2作目です。

Maker Proになる道を模索する活動の一環として、個人Makerにとっての販売開始までのハードルの高さを解決したい。

プロトタイプが完成してからの、最初のロットの生産と販売というフェーズを、安く、効率的に遂行する手法を確立して、このフェーズまでをプロトタイピングの枠組みに持ち込みたい。

電子製品の開発から販売開始までのステレオティピカルな流れ(以下:プロシージャ)を示す。自分でやってみたことはないので、想像も混じっている。

  1. プロトタイプの開発
    • 回路設計、基板設計
    • エンクロージャ(外装)のデザインと製作
    • 組み立て
  2. 資金調達
  3. 量産の準備
  4. 量産を外注
    • PCBAサービスへ組み立て済み基板製造を発注
    • エンクロージャ製造や製品の組み立てを発注
  5. 出品
  6. 梱包、出荷

2-6までを一括で外注できるサービスも存在して、便利だろうとは思うが、今は無視する。

今回僕は、最初のロットについて、2と3をバイパスした次のプロシージャを提案、実現したい。

  1. プロトタイプ開発
  2. 出品
  3. 小ロット(例:100個)生産
    • PCBAサービスへ組み立て済み基板製造を発注
    • 自分でエンクロージャを生産、または金型を要しない成型を外注
    • 自分で最終的な組み立て
  4. 梱包+出荷
  5. 売り切る

ここまでうまくいったら、

  1. 資金調達
  2. 量産の準備
  3. 量産を外注

と続く。もしくはロングテールで細々と売る場合は、外注の量産に移行せず、そのまま家で小ロット生産を続けるということも可能だ。

このプロシージャを便利のため仮にFLF(First Lot First)と呼ぶことにする。

FLFを採用すると、significantな時間とお金を費やす前に、売れ行きやフィードバックを得ることができる。また、売れる確信がないものを作るリスクを低くすることで、すごくニッチな製品や、周囲の人間の中で自分だけが面白いと思う製品が世に出る可能性を拡げられると思う。

FLFを現実的なものにするためには、3(小ロットの生産)は以下の要件を満たす必要がある:

  • 高価な型を必要としないこと
  • 製品レベルの強度+見栄えものを、安定して生産できること
  • 自分で生産する場合、1個あたりの生産にかかる労力が低いこと

近いうちにFLFを実践してみるつもりだ。その時は、3Dプリントをポストプロセスで綺麗にした型を使った、シリコンのディップ成型を採用する予定。

家で生産するために、自分用の3Dプリンタも買った。Anet A8。届くのが楽しみだ。

成型技術やそのコストなどを調べるためにこの本を読んでいる。面白い。

またアップデートします。